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活動の指針

令和4年度 岐阜県PTA連合会の目標・重点

日本は今後数十年のうちに、極度な少子・高齢化と人口減少の時代を迎えることになり、子どもたちは、いまだかつて日本が経験したことのない時代を生きてゆくことになります。またビッグデータやAI(人工知能)、IoT(Internet of Things)、ロボティクスなどの先端技術が高度化して、あらゆる産業や社会生活に取り入れられ、社会のあり方が現在とは劇的に変わるとされる超スマート社会「Society5.0」の到来も予測されています。

また、一昨年から続くコロナ禍の影響で、子どもたち、家庭、学校など教育の現場も大きな影響を受けています。今まで当たり前にできていたことができなくなり、感染予防対策のために「新しい生活様式」の実践が取り入れられました。こうした状況の中で、今まで以上に家庭、学校、地域社会が連動して子どもたちの成長を支えていくために、PTAの役割にも新たな側面が必要になると考えます。

昨年1月に中央教育審議会は「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」を答申しました。すでに新学習指導要領で実施されている「主体的・対話的で深い学び」に加えて、「個別最適な学び」「協働的な学び」が求められます。

急激に変化する時代の中で、日本の教育はこれまでになかった大きな変化に直面し、昭和から続く学びの風景が一変しようとしています。

子どもたち自身にとっては、「自分の足で立って、自分の頭で考える」ことが今まで以上に求められます。与えられたゴールへ向かう進み方だけではなく、そのゴールそのものをデザインする力が必要になります。

岐阜県PTA連合会では、今後、子どもたちが取り組むべき「主体的・対話的で深い学び」を私たち自身の姿勢として活動に取り組みます。私たち自身が積み重ねる経験とトライ&エラーを繰り返しながら物事を作り上げていく姿こそ、これからの子どもたちに必要な生き抜く力であると信じてやみません。創立から70余年の歴史ある活動を継承しつつ、今の私たちに、そして子どもたちにとって必要な活動として、私たちのゴールをデザインしていきます。私たちの思いは一つ。「すべては子どもたちのために」。すべての子どもたちが「自分の足で立って、自分の頭で考え」これからの世の中を生き抜く力を身に付けるために、私たち岐阜県PTA連合会は、令和4年度の活動目標・重点を次のように掲げます。

 

目標

令和の時代を生き抜くたくましさを身に付けた子どもの育成

夢をえがき、様々な問題にも興味・関心を持って取り組む子

自他の違いや多様性を尊重し、人に温かく接していく思いやりのある子

人生100年時代を強く意識し、心身の健康や体力を育む子

重点

未来を見据え、子どもの自立に全力で取り組むPTA

少子・高齢化をはじめとする社会の急激な変化が進み、過去に作られた仕組みでは対応できない事柄が多くなってきた。令和の時代にあっては、前例にとらわれず、時代に即して思考することが強く求められている。こうした現状を踏まえ、家庭、学校、地域とさらに連携を深め、未来を見据えた視点をもって活動を推進する。

  1. 家庭教育の充実
    ・コミュニケーションを大切にする
    ・下校後や休日の生活に責任を持つ
    ・SNSについて話し合う
  2. 学校との連携の充実
    ・今後の社会で必要とされる力について学ぶ
    ・子どもを取り巻く喫緊の教育課題について学ぶ
    ・学校の働き方改革を理解し協力する
  3. 地域との連携の充実
    ・地域行事に参画する機会を大切にする
    ・ボランティア活動や個性の伸長に期する活動に参画する機会を大切にする
    ・挨拶運動や安心・安全に係る活動をさらに推進する

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