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お知らせ

西濃へせ~の!岐阜県PTA子ども夢ぱーくby西濃を開催!

 2025年11月10日(月)

 

 天候にも恵まれ、11月8日(土)岐阜協立大学にて、西濃地区PTAによる夢ぱーくを行いました。
今回は、岐阜協立大学学園祭と合わせて開催しました。「大人も子どもも一緒に学ぼう!地域の学びの魅力を再発見しよう!」をスローガンに掲げ、「遊び場」、「市場」、「気付く場」、「学び場」の4つの場を準備し、来場者の皆様に充実した時間を過ごしてもらえるようにしました。

 「遊び場」よい天気に恵まれ、屋外芝生広場で遊び場(プレーパーク)を行うことができました。ブルーシートが大きく広げられ、子どもたちは、準備された廃材を使って、自由な発想で様々な作品を制作していきました。仲間の作品からヒントを得て、自分の作品を変化させていく姿も見られました。

 シャボン玉遊びコーナーでは、空に向かってシャボン玉を広げながら、子どもたちが楽しく遊ぶ姿が見られました。また、大人の方がコマやけん玉の手本を見せられると、思わず拍手をする子どもたちの姿も見られました。

 お絵かきコーナーでは、カラフルな作品がシートいっぱいに広がっていました。

 バルーンアートコーナーでは、子どもたちが、風船を使って自由な発想で、動物や果物の形を表現したり、仲間と作品を見せ合ったりしていました。

【市場】4つのお店(書籍「PTAアップデート」・ハンドマッサージ・キャンドル、手作り小物)に大勢の方が訪れていました。本を購入して、PTAの在り方について考たり、ハンドマッサージで日ごろの疲れを癒されたりしていました。 キャンドルのお店では、保護者の方が子どもとともに、楽しそうに気に入ったキャンドルを選んで買い求める様子が見られました。

【学び場】わたしのお産展inぎふでは、たくさんの方が、お産時の写真を提供してくださいました。改めて「生命の誕生」の素晴らしさを感じ、「かけがえのない命」について、深く考える場となっていました。

【気づく場】講師に、NPO法人ゆめ・まち・ねっと代表の渡部達也さん、美樹さんをお招きして、「心が折れるより、骨が折れるほうがましだ!」という演題でご講演いただきました。ご講演の概要は、次のとおりです。

 渡辺です。よろしくお願いします。これが10何年前のうちの次女です。卒業式でPTA会長として卒業式の時に話をしているときの写真です。高校でもPTA会長をしました。娘のいた高校は25キロマラソン大会って言うのがあって、このマラソン大会の前に、全保護者に向けて、ボランティアの募集をしたところ、けっこう手が挙がって、コーナーに立ってもらったり、ゴールした子たちに、豚汁を振る舞ったりしました。役員の縛りを外して募集した結果、たくさんの方が協力してくださったことを覚えています。

 うちの活動紹介です。13年前に、タレントのはなわさんが取材に来てくださいました。映像を見ながら話したいと思います。(※活動の映像が流れる。)一年を通じてやっています。この活動は、毎週土、日曜日、年間60日ぐらい活動しています。はなわさんが取材してくださったのは、普通、こういった活動は小学校低学年までが多い中、僕のところだけは中学生や高校生、それ以上の年齢の子たちも来ていて、それが印象に残っていたということでした。僕らの活動する「冒険遊び場たごっこパーク」は、このような都市公園です。100mぐらいあるような、割と大きな公園です。公園にありがちな遊具も全くありません。小さな子どもから親世代、あるいは若者たちが自由に談笑している。マシュマロを枝に刺して焚火で炙って食べています。自由に使えるように、廃材が置いてあって、好きなことして遊べるっていう風になっています。子どもたちは自分たちで枯れ木を集めて、火をつけ、ドラム缶のお風呂を作っています。川遊びは一年中やっていますが、夏は朝から遊びはじめて、夕方まで遊び、このドラム缶のお風呂に入ります。ドッジボールやサッカー、野球もやっています。そんなことをして自由に遊びます。中高生の若者は、僕たちのことを何でも相談できる人っていうふうに認識してくれています。中学三年生の高校受験対策をするときもあります。

 遊びには失敗がつきものです。急には登れないし、火がつかないし、のこぎりが使えない。だけど遊びは失敗できるから面白い。失敗するから「できた」の瞬間が生まれる。失敗しないように大人が準備することが、「できた」の瞬間を奪うことになります。それは遊びの最高に面白い瞬間を取り上げてしまうことになるのです。たごっこパークは、遊びの、最高に面白い瞬間を子どもたちに与えようとする活動です。「それじゃだめでしょ。ほら、こう言いなさい。やめなさい。」その言葉を投げかける前に、子どもたちの表情をちょっと覗いてみませんか?(※中略)

 お母さんは優しいだけでいいんですよ。学校は父性の塊です。挨拶、服装、授業態度、掃除、帰宅時間、宿題…。放課後学童保育塾、習い事、スポーツクラブも。子どもたちは、家庭にも学校にも地域にも無い安らぎを求めています。だから妻だけでなく、男性の僕も母性を発揮するということを意識しています。安らぎを与えながら、温かく需要し続けたいのです。自己肯定感を高めたい。ぜひ、皆さんが子どもたちにとってそんな存在になってくださることを期待して私の話を終わります。ご清聴どうもありがとうございました。

 午前中より、各校単位PTAの皆様、役員様、地域の皆様にご来場いただきました。
子ども夢ぱーくby西濃の開催に向けてご尽力いただいた西濃地区の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

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