多治見市PTA連合会講演会を開催しました 2024年08月15日(木) 8月3日(土)午後、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授 内田 良 先生を講師にお迎えし、令和6年度の講演会を開催しました。午前中の「市長・教育長と語る会」から、お昼を挟んで引き続きの会として企画しました。 昨年度まで、5月に「多治見市PTA連合会定期大会」を開催していましたが、PTAのあり方を検討する中で、定期大会は発展的に解消。但し、スケールメリットを生かした、一堂に会する学びの機会としての講演会は継続すると決定され、今回の開催となりました。 演題は「知ることから始めよう、学校のリスク 〜保護者と教員の協働に向けて」。 この題からも伝わるように、内田先生は、現代の教職員が置かれている状況の厳しさに目を向けられ、働き方の改善に係る大きな研究成果を、さまざまなメディア、多数の著書や講演を通して発信しておられます。 「かと言って、先生の仕事の一部をそのまま保護者に移譲するのは違う。一旦正しく整理し、お互いの状況をわかり合うことで、みんなが少しずつ幸せになる道が見えてくる」という呼びかけは、参加した保護者にも、校長先生をはじめ教職員にも温かく響きました。(保護者)※抜粋 以下同・公立学校教員の実情について、残業手当がないことを含めて全く知らなかった。見える化することでリスクが抽出、共有できることが印象的だった。・何となくは感じていたことをエビデンスを示して教えていただけて実感した。今回の参加者を考えると、すごく意味のある講義だった。先生方がしんどいと言えない現状を少しでも変えなければと思った。・学校の先生の働き方を考えることが、これから教師になりたい人を増やし、子どもの学びの場を作っていくことになるのだとわかりました。これからも先生方と共に考え、話していきたい。(教職員)・言いにくいことをうまく伝えていただいて嬉しかった・あっという間に時間が過ぎました。職員のウエルビーイングのために、何をやめるか今一度考えたい 大成功でした。よいお話をいただけました内田先生、会場のお世話をいただきました、とうしん学びの丘エールの皆様に、厚くお礼申し上げます。 < 過去へ OLD令和6年度 市長・教育長と語る会を行いましたNEXT 新規へ >第2回 家庭教育委員会を行いました